round-dining-table 円形ダイニングテーブルの配置と魅力あるコーデテクニック

円形ダイニング・リビングテーブルはどのように活用すれば良い?!

リビングやダイニングのインテリアコーディネートにおいて、リビングテーブルやソファ、ダイニングセット、そしてテレビボードや各種シェルフなどは必須アイテムになるかと思いますが、円形のダイニングテーブルやカフェテーブルというと、少々検討材料には入りにくいのではないかと思います。お部屋のスペースやご予算にも限りがあることから、必要最低限の家具を先に揃えるとなると、その選択肢から漏れてしまうのが円形テーブルです。もちろん、こうしたデザインのテーブルをダイニングテーブルとして使いたいという元々の構想があれば問題ないのですが、テーブルの広さ的な部分を考慮しても、仮に4人家族のご家庭では、やはり円形テーブルより長方形のダイニングテーブルを選ぶことになりますので、こうした円形のカフェテーブルはなかなか触れ合う機会がないというのが実情かもしれません。

とは言え、ご自宅に友人・知人を呼んでお茶会をする機会が多いようなご家庭では、こうしたカフェテーブルは非常に有用であり、こうした部分のコーディネートにもこだわりたいという人は決して少なくありません。掲載写真でご紹介しているテーブルは、大きさ的にはダイニングテーブルになりますが、何と言っても使用されている素材がマホガニー材であり、またチェアのクッション部分も本革と、非常にゴージャスな雰囲気を醸し出すダイニングセットです。こんな上質なテーブルとチェアに座りながら飲む紅茶やコーヒーは、格別な味がすることでしょう。もちろん、ご夫婦二人での食事ということであれば、円形テーブルも差し支えありませんが、どうしても丸形テーブルとなるとその配置やレイアウトについては収まりが悪い傾向にあり、テーブル自体に直線面がないため、壁に付けて配置することができません。もちろんされても結構ですが・・・

飲食する場所はいつかこぼして汚すことを想定したコーディネートを!

こうした円形テーブルの場合、レイアウトとしてはお部屋の中心的位置に配置するのが無難で、長方形の場合ですと壁側に寄せるのが一般的な配置になりますが、円形テーブルを壁側に寄せてしまうと、どうしてもデッドスペースが生まれてしまいます。リビングテーブルとして活用する場合も同様、ソファの配置なども考慮したうえで、その動線の邪魔にならないようなレイアウトと、ある程度距離を保たせないと、お茶を飲むのもソファの方で済ませることができてしまうため、せっかくの円形テーブルの存在意義がなくなってしまいます。そうした機能性の面も考慮したうえで、お部屋全体のレイアウトを構成した方が良いでしょう。

ダイニングテーブルとして使う場合も、カフェテーブルとして活用する場合も、テーブル下はどうしても汚れやすいので、ラグ等を敷く場合は丸洗いができるものを選ぶか、そもそも何も敷かないというのが無難です。食事やお茶となると、こぼす可能性は存分にありますので、そのたびに買い替えていたらキリがありません。生活をする以上、いつか必ず食べ物や飲み物を下にこぼしてしまう日が来ますので、そうした点も考慮したうえでコーディネートを進めることも重要。インテリアコーディネートは綺麗に仕上がるほど、汚してしまったり壊してしまったりした時のショックが大きくなりますので(苦笑)、そうした対策もしっかりと事前に取っておくのが、上級インテリアコーディネーターの証かもしれません。

※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。

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