european-style オリエンタルとヨーロッパ風スタイルの融合ダイニングコーデ

西洋に運ばれて来た東洋のインテリアデザイン?!

国の枠を超えた様々要素の溶け合ったデザインが、このモービルフレスノには感じられます。
それはオリエンタルスタイルだから。はるか昔、ローマ帝国と中国を統一していた秦や漢、またはその道筋にある国々との国際交易によってシルクロードが発展しました。これにより、西洋に運ばれて来た東洋のインテリアデザインを上手に融合させて、今までとは違う美しさを作り出したのです。

漆のようなツヤを出し、高級に仕上げたダイニングセットは「シノワズリ(中国風)」と言われる、17 世紀にヨーロッパで流行した美術様式にも通じるところがあります。こうしたコーディネートは、これまでご紹介してきた家具を主役としたコーディネートというより、インテリアグッズによるコーディネートになりますが、オリエンタルな雰囲気がお好きな方には、ぜひオススメのコーディネート例となります。思わず見とれてしまう青いガラスの花器や食器で部屋全体をコーディネートしてみてはいかがでしょう。

インテリアグッズを引き立たせるための家具選びを!

ガラスは古代オリエントが発祥の地です。古代オリエントとはチグリス・ユーフラテス川を中心とした中東地域ですが、やはりここもシルクロードに当たるところ。ササン朝ペルシャの時代にはここで作られたガラス製品がシルクロードの交易品としてアジアにやってきました。歴史の中でもつながりのある家具とガラスなので、この西洋スタイルと東洋スタイルを一緒にコーディネートしても、ほとんど違和感はありません。

ダイニングに敷くラグマットも同じ地域のペルシャ絨毯でガラスに合わせた青系を選ぶとシンプルモダンが演出できます。ダイニングと同じ仕様の壁際のコンソールテーブルには中国の青花風磁器などを飾るのがオススメ。ゆったりとした空間で東西の融合を感じることができるでしょう。もちろん、こうしたディスプレイが引き立つような家具のチョイスは必要です。鮮やかな色使いのガラス製品を引き立たせるうえでも、掲載写真のようなダークカラーの家具はベストチョイスと言えます。

※掲載の商品は既に販売終了となっております。
あくまでインテリアコーディネートの参考としてご参照ください。

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