使うのではない、美術な絨毯

使うのではない、美術な絨毯

「使わない絨毯」という存在に衝撃をうけた、スタッフFです。

そう「使わない」んです。
絨毯のプロに
「使わないなら何のために?」って疑問を投げると、
下記のような答えが返ってきたわけです。

「美術さ」

世の中には、オリエント絨毯と呼ばれるジャンルがあり、
使うのではなく「飾るため」に存在する絨毯があります。

ちょいっと歴史をば。

オリエント絨毯の代表格、ペルシャ絨毯の誕生は3~4千年前にさかのぼります。
年代でいうと、1587年~1629年頃、
ペルシア美術の最盛期を迎え、宮廷絨毯工房が設立されると、
さらに飛躍的な発展をとげたそうです。
絨毯は、高級品として「富と権力の象徴」として、
王族の方たちがこぞって制作させ、
観賞用・コレクション用としての絨毯も出現したのでした。
そして、各国への贈答用としても活躍、
ヨーロッパやアジアの各地に広まっていったそうです。

最高級品だと、織る方が生まれてから死ぬまでに仕立て上げた1枚……
なんていうものもあるそうです。
そこまでくると、人生の重みすら感じ取ることができ、
価格をつけることすらナンセンスな存在かもしれません。

オリエント絨毯は、製織された都市の名前で呼ばれます。
各都市毎に、町の風土や歴史、人々の気質が特色としてあらわれます。

例えば、人気のあるトルコーヘレケ、
アジアとヨーロッパのちょうど境目くらいにある海に面した
かわいらしい大きさの町「ヘレケ」が産地です。
ここでは「最も価値の高いシルク絨毯を製織している」ということで、
知れ渡っています。
繊細な美しさには目と心を奪われます。

とりあえず、触ってみませんか?
実際にふれて歴史を感じてみていただきたいです。

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